レモンティーのいれ方

レモンを薄くスライスします。

茶葉の分量は、ティーカップ1杯分に対してティースプーン1杯。細かい葉は中盛り、大きい葉はかさばるので大盛にします。紅茶の主な香気成分はレモンの香りに近いもの。さわやかな香りを楽しむレモンティーには、クセのないディンブラ、ニルギリ、ケニアなどの茶葉が向いています。

熱湯を注いで蒸らします。渋みを出さないように短めに蒸らします。2~2分半くらいが適当です。レモンを飲む直前に入れ、軽くかき回してすぐ引き上げます。長くおくと皮の苦みが出てしまいます。

ポイント

さわやかな香りを楽しむレモンティーは、飲む直前にレモンを入れるとおいしく味わえます。基本となるのはゴールデンルールでいれるストレートティーです。

レモンを入れると色が薄くなるのは?

紅茶の色素とレモンのクエン酸とが関係しています。紅茶の色素は、酸性では薄く黄色を帯び、アルカリ性では黒っぽく見える性質があります。色合いが薄くなるからといって紅茶を濃くいれると、レモンの酸味と紅茶の渋みがうまく調和しないので注意しましょう。