中国茶の種類を分類するうえでもっとも一般的とされる、発酵度による分類方法をご紹介します。
お茶の発祥地ともいわれ、地域や季節によってさまざまなお茶文化を育んできた中国には、数百種類ともいわれるお茶が存在しています。その分類も、茶葉の色や形、香りなどで分ける方法など、実に多種多様。一般的には、発酵度によって分類されます。

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生産量・消費ともにもっとも多いお茶です。ほぼすべて釜炒りでつくられ、茶葉は緑色をしています。
【代表銘柄】
龍井茶(ロンジンチャ)、碧螺春(ピロチュン)、緑牡丹(リョクボタン)、黄山毛峰(コウザンモウホウ)
【例えられる香り】
豆、草
茶葉が芽吹いて白毛の取れないうちに採取し、発酵度が非常に浅い段階で自然乾燥させたお茶です。福建省で多く生産されます。
【代表銘柄】
銀針白毫(ギンシンハクゴウ)、白牡丹(パイムータン)
【例えられる香り】
くだもの
荒茶製造工程中に軽度の発酵を行ったお茶です。
【代表銘柄】
君山銀針(クンザンギンシン)、蒙頂黄芽(モウチョウコウガ)
【例えられる香り】
くだもの
烏龍茶に代表されるお茶です。発酵部分の褐色と不発酵部分の緑色が混じり合って、見た目が青っぽく見えることからこう呼ばれます。大陸産と台湾産があります。
【代表銘柄】
大紅袍(ダイコウホウ)、凍頂烏龍(トウチョウウーロン)、文山包種(ブンザンホウシュ)、鉄観音(テツカンノン)、武夷岩茶(ブイガンチャ)、黄金桂(オウゴンケイ)、水仙(スイセン)、色種(シキシュ)
【例えられる香り】
花、草、くだもの、実、木、薬、乳
イギリスの紅茶文化を受け、中国で独自に発展したお茶です。代表的な「祁門」は世界三大銘茶のひとつ。緑茶に次いで2番目に多い生産量を誇ります。
【代表銘柄】
祁門(キーモン)、正山小種(ラプサンスーチョン)
【例えられる香り】
くだもの、花
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完成した茶葉に微生物を植え付け、発酵させたお茶です。長期保存ができる特徴があり、年代物には高い価値が付けられ、ヴィンテージワインのように楽しまれています。
【代表銘柄】
普洱茶(プアールチャ)、六堡茶(ロッポチャ)
【例えられる香り】
薬、木
茶葉とジャスミンの花を何層にも堆積させ、香り付けを行ったお茶です。
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