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覚えておくと、ビジネスや会話で役立つことまちがいなし。
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沢庵の重石に茶袋
たくあん漬けの重し代わりに茶袋を用いても無意味であることから、手応えや効果がないという意味です。
- 同義語
- ぬかに釘
暖簾に腕押し
豆腐にかすがい
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濁酒(だくしゅ)も茶よりは勝る
「濁酒」とは「どぶろぐ」とも読みます。たとえ濁酒のような安い酒でも、酔わない茶よりはましだ、ということを例えた言葉です。
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茶請け
お茶をいただく時に添えられる、茶菓子や点心のことを言います。「茶請(う)け」のほか、「茶受け」と表記されることもあります。また、「お茶の子」という表現をすることもあります。
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茶宇縞(ちゃうじま)
琥珀(こはく)織りに似た、軽くて薄い絹織物の一種。その名は、原産地・インドのチャウル地方の名に由来しています。江戸時代ごろから京都で織られ、男袴(はかま)などの生地として重宝しました。
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茶臼芸
「茶臼」とは、お抹茶を作る時に茶葉を挽くためだけに用いられるのものであることから、一芸に秀でていることやその芸を指します。「多芸ながらもどれ一つ優れた芸がないこと」という解釈は誤用です。
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茶掛けに大幅無し
「茶掛け」とはお茶室に掛けられる書画などの掛け物のこと。茶掛けは小さい方が良いと言われており、そこから「大きい物は必要ない」という意味をもっています。
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茶化す
真面目な話を冗談っぽく言うさま。また、その冗談に無理矢理結びつけて、ごまかしたり、騙したりすること。「茶化す」という漢字表記は当て字です。
※参考文献
三省堂「大辞林」「新明解 故事ことわざ辞典」「新明解国語辞典」
岩波書店「岩波ことわざ辞典」「岩波古語辞典」
小学館「大辞泉」「故事・俗信ことわざ大辞典」「古語大辞典」
旺文社「成語林」故事ことわざ慣用句
創拓社「故事ことわざ活用辞典」
三省堂「大辞林」「新明解 故事ことわざ辞典」「新明解国語辞典」
岩波書店「岩波ことわざ辞典」「岩波古語辞典」
小学館「大辞泉」「故事・俗信ことわざ大辞典」「古語大辞典」
旺文社「成語林」故事ことわざ慣用句
創拓社「故事ことわざ活用辞典」