日本茶は、「やぶきた」と呼ばれる品種をベースに品種改良が進められ、現在に至っています。国内の茶園のほとんどが、やぶきたを含む品種園です。
日本では、1953年にお茶の農林登録制度が発足し、この時に15品種が登録されました。その後、挿し木技術の確立により、挿し木による優良品種の普及が可能となったことを受けて、1970〜80年代には“やぶきた”を中心とする品種園が拡大しました。現在では、やぶきたの茶園が全茶園の77%を占めるようになっています(やぶきたを含む品種園(※)では94%)。

しかし、近年では、やぶきた偏重による「香味の画一化」「病害虫の多発」「生産時期の集中」などが問題視されるようになっており、他の優良品種への関心も高まってきています。
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