品質の良いお茶を栽培するためにはさまざまな条件を整える必要があります。
日本におけるお茶の栽培は、北は秋田県から南は沖縄県までと、とても広範囲で行われています。しかし、秋田県や岩手県などの茶畑は、その大部分が自家用であるなど地場で消費され、商品として全国に流通することは少ないのが現実です。商用としての生産は、採算性の関係から茨城県、新潟県以南となっています。

お茶の生育・品質は、生育地の気象条件・土壌条件により大きく影響を受けます。特にお茶は元来、亜熱帯性植物ということもあり、寒さにあまり強くありません。そこで、冬季の気象条件が栽培適地を決めるカギとなっています。また、茶樹の根の働きは、生育に必要な水分や養分を土壌から吸収するだけでなく、養分・栄養分を一時的に根に貯える働きもありますから、根および土壌の重要性も高いといえます。
お茶を管理・摘採していくうえでは、作業を行いやすい地形であることが好ましいとされます。乗用型摘採機を使用する場合は、茶畑傾斜が軽量タイプで15度以下、大型タイプで7〜10度以下である必要があります。

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